未来に笑顔を創る鍼灸・接骨院

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理念と活動

白澤堂は、多様な視点で心身の諸問題と
その原因に向き合い、根本的な治療と
再発の予防を通じて来院者の笑顔を
取り戻すことを目指す鍼灸・接骨院です。
同時に健康に関する教室の開催と情報の発信によって、
東洋医学の普及と皆様の健康増進に貢献します。

院の特徴

根本原因を見つけ、
治療に主眼を置く

白澤堂では検査や問診に時間をかけ、じっくりと原因を探すことを大切にしています。痛みや症状の根本的な原因を探し当て治療をすることが、治癒への一番の近道であると考えるからです。
樹木に例えるならば、症状は枝葉であり、根本的な原因は根っこにあるということです。葉が枯れたのは根が弱ったからであり、枝葉の部分に栄養や水を与えても良くなりません。
このような判断から、当院では患部以外の部位に施術を施す場合が多く、保険診療の枠組みを外れるため、非保険療養機関としております。

疾病が発生する要因には、悪習慣や過労からくる体力の低下など内的な要因と、天候不順など時節の過度の変化といった外的な要因があります。不摂生により人体の五臓六腑が弱ったところに、天の六気が邪淫となり乗っかることによって大きくバランスが崩れ、疾病に罹るわけです。古人は、疾病の予防には天と人、この両者が共にうまく適応していることが大切であると説いています。当院も「天人相応」の思想に則り、個々人の体質と季節に応じた治療を重んじます。
節度を守った生活が理想ですが、就労や家庭のことで多忙な現代社会においては実現が難しいのが現状でしょう。しかし、同じ生活や動作を繰り返していたのでは、再び同じ原因をつくってしまうことも事実です。白澤堂では、すでに罹ってしまった疾病の治療も行いますが、最低限守るべき生理的な生活や体調管理の方法を提案し、予防に努め、再発を防止することの重要性を広めることも心がけています。

脈診による鍼灸と
関節の整復

当院では、手首や首の脈を診る「脈診(みゃくしん)」によって、内臓や経絡(気の流れる道筋)、気血の失調や病変部位を知り、適切なツボに対して鍼や灸を行って治療します。そのため、施術する部位は、ご本人が痛みや症状を感じておられる部位ではないことが多いので最初は戸惑われるかもしれませんが、その場で効果を実感していただけるかと思います。刺激も非常に弱いので、鍼といっても痛みはほとんどありません。今まで強い刺激でマッサージや鍼灸を受けてこられた方は、刺激が物足りないと感じられるかもしれませんが、実は弱い刺激の方が、身体が敏感に反応して治癒を促進させるのに効果的なのです(もちろん、強い刺激が必要な場合があります)。それでも鍼が怖いという方には、「刺さない鍼=鍉鍼(ていしん)」を用いて治療いたしますので、ご安心ください。
「脈診」は、古くから中国で発祥し綿々と受け継がれ、全身の状態を包括して診ることができる非常に優れた診察法です。治療者にとっては、治療の方向性を示すナビゲーターのようなものといえるでしょう。なかなか治らないしつこい症状には、患部に現れた症状のみを追いかけても治癒しにくく、その奥に潜む根本的な原因を見つけ身体全体のバランスに着目して治療を進めることが大切です。季節に応じた柔和で偏りのない脈の状態を良脈と呼び、この良脈に近づけることが治癒への第一歩となります。

また、外傷などにより、関節にずれが生じてしまっている場合には、関節を元にあった生理的な位置に復する必要があります。このような、逸脱した関節の位置を正常へと戻す行為を「整復」といい、必要に応じて臨機に対応いたします。

白澤堂 屋号の由来について

かつて、世界中のありとあらゆる精魅(もののけ)について記した『白澤圖』という書物が存在したと言い伝えられています。この書名は、軒轅黄帝という中国の古代医学に精通した神話上の王が、中国全土を巡り東望山に登ったおり出逢った神獣「白澤」に由来しています。黄帝はこの白澤からもののけに関する膨大な知識を授かり民を精魅のわざわいから救い、また『白澤圖』を書いたとされます。
この『白澤圖』の原文はありませんが、本場中国では唐代の頃から白澤を描いた辟邪絵(邪悪なものを退ける力を持つ絵)が流行しはじめ、本国においても白澤を描いた辟邪図というのは多く残っています。
白澤は、人語を解し話すことができ、1万1520種もの精魅や怪異に通暁していると『軒轅本紀』にあります。ちなみに、この1万1520という具体的な数は、『易経・繋辞上伝』にある”乾の策(めどき)は216、坤の策は144、全部で360、これは期(いちねん)の日に当たる。二篇(易経上下篇)の策は11520(六十四卦の陽爻と陰爻64×6爻÷2=192、192×9×4+192×6×4=11520)これは万物の数に当たる”というところからきており、万物の数を表しています。
精魅や怪異とは人に災いをもたらす病魔や天災の象徴であり、白澤はそのすべてを知り尽くし対処できると信じられ、

次第に白澤を描いた絵は厄除けとして扱われだし、中国皇帝の護衛隊の先頭に「白澤旗」を掲げたり、日本においても各地を周遊する薬師などが道中のお守りとして身につけたり、病魔除けとして枕元においたりしたと云われています。
白澤の姿は、人面牛身であったり、虎首龍身や龍首虎身、その他にも様々なバリエーションがあります。日本における一般的な白澤のイメージは、牛の身体に人の頭、顔面と両脇にそれぞれ3つずつ眼がついた「九眼」で、背中に角があるという特徴的な姿がよく知られます。その典型的なものは、このページに載せた図でもある鳥山石燕が描いた『百鬼夜行拾遺』の白澤です。
黄帝を通して中医学とも関りが深い瑞獣であり、病魔や災厄を防ぐという点、また白澤のもつ「九眼」は、「多様な視点で事象の深奥に潜む<構造>を炙り出す」という当院の研究理念とも合致したので、屋号に白澤の名を冠することになりました。
白澤堂のシンボルマークは白澤の顔面・脇腹にある「三つ目」ですが、当院の経営理念である「予防・治療・普及」の3つの軸を表し、治療面では「鍼灸・整復・現代医学」の3つの視点を表現しております。