毎年5月5日/6日は二十四節気の「立夏」。
《月令七十二候集解》には、「立」は物事の建始であり、「夏」は假であると。この時期に物事は皆假大に至ると書かれてまして、
ここでいう「夏=假」の意味とは「大」を意味しています。
春に芽生え、夏に事物は大きく成長しはじめることを表しており、
立夏はまさに夏の気配の立ち始めという時期で、一年の中でも過ごしやすい時期です
ちょうど立夏の時、
5月5日は端午の節句ですね^ ^
こいのぼりを飾りますよね。こいのぼりには、鯉が滝をのぼって龍になるという逸話があり、男の子の立身出世を願うという意味で飾られます。
【立夏の食養生】
気温も次第に上がるので、心臓の働きも日に日に強くして、末梢循環を高めていきます。
なので、食事は主に「心」に従うべき。
したがって、熱を払い、気を補充し、体液を促進し、喉の渇きを癒し、陰を養い、熱を取り除く、涼性で水分を多く含む新鮮な果物や野菜を食べ、水やさわやかな飲み物を適度に飲むことがポイントです
孫思邈の《攝養論》中に、「四月は肝臓が已に病み、心臓がだんだん強く働く。酸味を摂り苦味を減らすと良い。補腎強肝し衛気を調えよ。五月は臓気休まり心が旺盛となり酸味を減らして苦みを増やし、益肝補腎し、精を密に固めて、早く寝る。六月は肝気微かに、脾臓が独り旺盛となる。苦味と塩辛味を減らし、脂っこく濃い味を節約し、肝を補い腎を助け、筋骨を益す」とあります。
暑い夏には、脂っこいもの、揚げ物、その他の消化に悪いものや、辛味のある香辛料や乾燥させた食べ物を食べないようにしましょう。また、これは非常に注意が必要ですが、暑いからといって、胃腸の弱りがある方は特に、冷たいものを食べすぎないよう注意してください☆彡
心臓を養うという意味では、感情を高ぶらせることはよくありません。過度なストレス環境にさらされていたり、激怒したり、反対に大喜びするようなことも心を養う養生として避けるべきことなので、一定の精神状態で暮らせるように心がけてみてください♪
立夏はドジョウを食すのがおススメ
ドジョウは夏に適した食養生となりますが、ドジョウって食べないですよね。。。
東京ではドジョウの専門店があるようですが、関西などではあまりみません。北陸や四国では郷土料理としてあるようですが、高級魚として扱われているようです。
なので、同じく高級ではありますが、やはりここは似たものとしてウナギを食すのも良いでしょう。
中医学では、ドジョウは氣を養い、湿を祓って解毒し、陰を潤して熱をおさめ、絡を通じさせ腎を益する効能があります。同時に腫れ物をひかせて肝を養うのに最適です。
皮膚のかゆみ、糖尿病、インポテンツ、痔核、白癬(水虫)、寝汗、むくみや、さまざまな心血管疾患に一定の効果があるとのこと。
もちろん、残念ながら食べたからといってこれらの病気が治るわけではありませんので、こうしたものに効く性質をもっている、という理解でよいと思います。
立夏のおススメのツボ
【委中】
膝ウラの中央にあるツボ。
両手で膝をくるむようにもって、両手の中指で気持ち良いていどの指圧をしたり、
脚を伸ばしてストレッチしておくとよいですよ☆
京都市東山区三条の鍼灸・接骨院 白澤堂HAKUTAKUDOU
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