目次
おうちでお灸をしよう
お灸は、自分で手軽にできるからだのセルフケア方法としてとってもおススメ!
定期的にお灸を続けることで健康の土台をつくることができます。
普通に朝起きて仕事に行ける。
食欲があってごはんが食べられる。
毎日快適に寝られる
普通に便や尿をだせる
自分の足で歩き続けられる
こんな当たり前のようだけれども、幸福の土台となる健康を守るために、
予防としてお灸を定期的に続けてみられてはいかがでしょうか?
お灸のやり方
お灸を買おう!
メーカーによってさまざまなタイプのお灸があって迷うと思いますが、どれでもかまいません(^^♪
むしろいろいろ試してみるのは楽しいものです。
薬局や、ネット販売で簡単に入手できます。
厚みのある台座がついていて火傷しづらく、底がシールになっているため、安全にお灸を楽しめます。
ソフト、レギュラー、ハードなど熱さのタイプがあります。
最初はレギュラーでも結構熱く感じるので、ソフトからやってみるとよいでしょう。
煙やニオイが嫌な方は、無煙タイプのお灸も売ってますので活用しましょう。
もぐさの香りに癒される、という方もいらっしゃるので、有煙タイプもやってみては?(^^
※お灸は熱いほうが効く、というものではありません!火傷に注意して、リラックスできるものを選びましょう。
お灸は3ステップでできる手軽さ!
お灸の方法はたった3ステップ!やってみましょう!
【ステップ1】
厚紙台紙から、シールをはがす。
厚紙の板についているタイプもあり、はがすと底がシールになっている場合もあります。
【ステップ2】
指先にくっつけて、ライターなどで火をつける。
個人的にライターは炎が揺れないターボタイプがおススメ♪(燃費はわるいけど汗)
【ステップ3】
ツボに置く。あとは、熱くなくなるまでまつだけ。
熱すぎる場合は、位置を少しずらすというテクニックを用います☝
さいごは、くれぐれも火事に気をつけて、
灰皿などにしばらく置くようにしましょう。
寝おちしてしまうと、布団や服が焦げ、火事が心配です。
お灸する際の注意点
◆お灸は熱ければ効くというものではないので、火傷に気をつけて無理に我慢しないでおきましょう(水ぶくれなどの火傷をすることもありえます)
◆お気に入りの衣服が焦げる可能性もあるので、お灸をする際は、着用する服にも気をつけて
◆妊娠中などは専門家の指導のもと、自己判断ではやめましょう。
◆やりすぎると「灸あたり」してしんどくなります。最初のうちは1日1回。ツボも3つくらいまでとしてみましょう。
◆同じ箇所にお灸し続けると、痕がのこります。毎日でなくても、2日~3日に1回などにするか、ツボの場所を変えて、ローテーションで行うと良いです。
◆入浴の前後、食事の前後、飲酒後、運動前後は血流がよくなっているので、お灸の効果が薄れる場合があります。
◆発熱時は避けましょう。
どこにすればいいの?
お灸ブックなどもでていたり、ネットで検索すれば、自分の症状に合わせたツボの場所はすぐに調べられます。
まずは、自分の症状に合ったツボを1~3つほどピックアップして、しばらく続けてみましょう(^^♪
もちろん、鍼灸院に通っている方は、先生にたずねると教えてくれますよ!
お灸ワンポイントテクニック
基本、ツボは左右あるので、どちらをすればいいのかというと、両方するので大丈夫です。
ただ、ツボを刺激する順番によっても効果が異なるという考え方があるので、以下のテクニックもあるので、ご紹介いたします。
身体を温める場合は右→左、潤す場合は左→右
冷え体質で身体を温めたい場合は、身体の左側のツボ→右側のツボという順でお灸すると、温める作用が高まります。
逆に、のぼせが強かったり、のどがいつも乾いてイガイガしている方は、身体を潤す陰の成分が足りないので、身体の右側のツボ→左側のツボの順でお灸します。
血に関係する症状は身体の左側。水に関係する症状は身体の右側。
女性は「血」が大切です。貧血にもなりやすく、月経や出産の問題もあるので、多くは血を補うことのできる左側が大切となります。左に比重を置いてお灸をするのも手でしょう。
水がたまりやすく、むくみやすい。腸管がむくんで消化がわるく、太りやすい、などの場合は、右側に比重をおいてお灸をすると良いでしょう。
「つまり」の症状は上半身→下半身へ。「もれ」の症状は下半身→上半身へ。
たとえば、うんちおしっこが出にくい。汗がかけない。そうした「つまり」の症状がある人は、上半身→下半身の順番にお灸します。
逆に、下痢の人や、汗がだらだらでてしまう人、内臓下垂の人は、下半身→上半身の順番にお灸します。
いかがでしたでしょうか?
まだまだテクニックやお灸の種類があって、奥深い世界ですが、まずは難しく考えずに気軽にチャレンジしてみてくださいね!!
京都市東山区三条の鍼灸・接骨院 白澤堂HAKUTAKUDOU
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