立春の養生

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立春におすすめの食べ物

今回は、立春の養生法について記録しておきます(^^♪

『千金方』という中国唐代の医学書に、

「春は酸味を減らして、甘味を積極的に摂ることで、脾の臓を養いなさい」と書かれてます。

春は陽気が上昇し始める時期であることを考慮して、辛いものや、甘い食べ物を中心に摂るとよい、ということです。

具体的にどういうものがオススメかというと、

①大根

 春の初めに大根はとってもいいのです^ ^

大根には辛味成分である芥子油(イソチオシアネート)、アミラーゼ、食物繊維が含まれていて、

消化を促進し、食欲を増進させ、胃腸の運動を促進し、咳を和らげ、痰を減らすことができると考えられています。

伝統的な中医学の理論では、味は甘味と涼味で、

肺と胃の経絡に入り、食物療法としても優れた食材として扱われてます。

②香菜(コリアンダー)

シャンツァイなんて呼び方もありますよね。私は大好きですが、嫌いな人は嫌いですよね。

風邪や食欲不振、子供の麻疹(はしか)に適しているとされています。

その他に、胃腸の調子を整え、風よけや解毒、美白、風邪の治療、大腸への効能、利尿などの効能、血行促進などの効能があります。

そのほかに、辛味と甘味のある野菜には、菜種、ネギ、タマネギ、高菜、コショウ、ショウガ、タマネギ、ニンニク、菊、コールラビ、フェンネル、キャベツ、キャベツ、セロリ、ほうれん草、ナズナ、フェンネル、ニッコウキスゲ、水ほうれん草、ワラビ、レタス、水タケ、タケノコ、きゅうり、冬瓜、かぼちゃ、ヘチマ、なすなど

立春の高齢者の養生

春の初めなので、気温はまだ比較的寒さがのこります。そのため、高齢者の方の食事の栄養組成は多少高カロリーでもよいとされ、大豆、ゴマ、ピーナッツ、クルミやシリアルなどを摂取するとよいでしょう。また、卵、魚、エビ、牛肉、鶏肉、ウサギ肉、大豆製品などから、高品質のタンパク質を補うことが望ましいです。

春先から気温が上昇し、細菌やウイルスなどの微生物も繁殖しやすく、人体に侵入しやすくなり、病気の原因となります。したがって、高齢者は免疫力を高めるために十分なビタミンと無機塩を食事から摂取しておきましょう。柑橘類、レモン、キャベツ、菜の花、ピーマン、トマト、ニンジン、アマランスなどの果物や野菜の中には、ビタミンや無機塩類の含有量が多く含まれています。

立春における高齢者の気を食事で補う方法は、各人の体力や病状、体質に応じて行います。

1つ目は清補の方法で、ナシ、レンコン、ユリ、すっぽんなどを食べて身体を掃除して栄養を摂取することは、陰虚と内熱のある高齢者に適しています。病気や療養中のお年寄りは、お粥、麦粥、小豆粥、ハスの実粥、緑黄色野菜のピューレ、肉でんぷんなど、清熱し、口当たりがよく、消化の良いものを食べるのが一般的です。

2つ目は平補の方法で、そばや大麦などの穀類、豆乳や小豆などの豆類、みかん(キンカンを含む)やりんごなどの果物、ごまやクルミなどのドライフルーツなどが該当します。老化が進んでいる方、様々な慢性疾患でやせ衰えている方、腰痛、めまい、血色が悪い、だるい、風邪をひいている方、春に喘息になりやすい方などに適しています。

立春に刺激すると良いツボ

立春に刺激すると良いツボは、「足三里(あしさんり)」です。

消化能力を高め、陽気が上がってくるのを助け、春の木気に対してバランスをとるツボだからです。

場所は、膝を軽く曲げるとできるお皿の下にできるくぼみの外側に、人差し指をあてたら、そこから指四本分下、小指があたるところが足三里です★

ぜひ、気持ちいい程度の指圧や、お灸をやってみてくださいね!

京都市東山区三条の鍼灸・接骨院 白澤堂HAKUTAKUDOU

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Nagahama
はじめまして、鍼灸・接骨院「白澤堂HAKUTAKUDOU」の院長・長濱です。 当院では、東洋医学の幅広い知識を現代に活かし、皆様の健康を支える施術を行っております。気血のバランス、骨格のバランスを整えて本来の正常な機能と動作を取り戻すことが大切です。心身のお悩み、お気軽にご相談ください。