【燥季】乾燥に悩まされる季節

乾燥が身体に影響する季節

2022年は10月23日の霜降(そうこう:二十四節気のひとつ)を過ぎると、冬至までを東洋医学の六季の考え方では【燥季】といいます。

【ワンポイント:[霜降~冬至]を乾季といい、毎年10月23日頃~12月22日頃】

文字どおり乾燥の季節なのですが、

燥気というのは、西から吹くゴビ砂漠の冷たい乾燥した気候のイメージです。

ただし、症状的には温燥と冷燥に分かれます。

果実を実らせるため存分に水分を吸い上げていた木々も、水の吸い上げを抑えて葉を枯らせ 、実を熟させ糖分をぎゅうっと濃縮させる季節です。

この時期、果実に水分が余分にあると種が未熟なまま腐ってしまうのですね。

人も同じで、腸から水分の吸収を抑えて代謝を落として冬に備えてエネルギーを蓄えようとするため、身体の変化も大きい時期で色々と不調がでてきます。

夏には水をしっかり吸収して、汗から蒸散させて体温調整していましたが、

燥季に同じように水を腸管から吸収しつづけてしまうと胃腸が弱ってしまって、秋の食欲ある時期のはずが、食欲不振や吐き気などに悩まされてしまうことになります。

もちろん、天の気自体も乾燥の気がでてきますので、人々は乾燥に悩まされることの多い季節ですね。

乾燥の季節の具体的な症状とは

この時期多いお悩みは

空咳、のぼせやほてり、睡眠の悩み、メンタル、目・鼻・口・肌の乾燥(肌荒れ)や喉のイガイガ、ドライアイ、膀胱炎、口角炎、便秘、食欲不振や胃のあたりの痛み

などです。身体的にも精神的にも不調のでやすい時期なのですね。

秋の夜長といえども、夜更かしはよくありません。早めに寝るよう心がけましょう。寒くなってきますが、この時期は香辛料なども控えるようにしましょう。

そして、上述の症状があてはまるあなた!

燥気の影響を受けてしまっているのかもしれませんよ~

乾燥による不調によい食べ物

大根、百合根、キウイ、柿、レンコン、山芋、牡蛎、アーモンド、レバー、ほうれん草、青魚などがオススメです★

水分はいっぺんにがぶ飲みせず、こまめにわけて摂取するようにしましょう♪

乾燥の季節によいツボ

次に、燥季によいツボのご紹介です♪

三陰交:内くるぶしの指4本分上で、骨のきわの押すと痛いところです。

太渓:内くるぶしの真後ろでアキレス腱との間のへこんだところにあります。

公孫:親指の内側のでっぱりから踵に向かって指1.5本分ほどのところ。

ぜひ、この部分のツボを押したり、お灸をしてこの乾燥の季節を乗り切っていきましょう!



京都市東山区三条の鍼灸・接骨院 白澤堂HAKUTAKUDOU

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Nagahama
はじめまして、鍼灸・接骨院「白澤堂HAKUTAKUDOU」の院長・長濱です。 当院では、東洋医学の幅広い知識を現代に活かし、皆様の健康を支える施術を行っております。気血のバランス、骨格のバランスを整えて本来の正常な機能と動作を取り戻すことが大切です。心身のお悩み、お気軽にご相談ください。